IT戦略ナビ with の使い方|IT導入補助金申請の加点で有利に

IT導入補助金の申請には、「GビズID」や「セキュリティアクション自己宣言」の取得が必要です。
それに加えて、「IT戦略ナビ with」を活用すると申請時に加点が受けられ、採択されやすくなります。
そこで、この記事では、初めてIT導入補助金を申請する方でも迷わず進められよう IT戦略ナビ withの使い方 をまとめました。
5〜10分ほどの簡単な作業なので、必須ではないものの、加点を獲得して採択率アップを目指すのがおすすめです。
IT導入補助金や日々の業務効率化について、ご質問やご相談をいつでもお受けしています。
はじめての方や相談先をお探しの方も、お気軽にお問い合わせください。
IT戦略ナビ withとは?

IT戦略ナビ withは、中小企業や小規模事業者が「自社のIT活用・デジタル化をどこから始めればいいか」を簡単に診断できる、無料のオンラインサービスです。
「自社に必要なITツールは?」「どんな課題がある?」といったいくつかの質問に答えるだけで最適なIT導入プランや具体的なアドバイス、レポートを自動で作成してくれます。
IT導入補助金とIT戦略ナビ withの関係
国(事務局)が「診断ツールを使ってIT導入を計画的に進めている事業者」を高く評価するため、申請内容が同レベルの場合、加点がある方が有利。
IT導入補助金では、「IT戦略ナビ with」を利用して診断レポートを取得し、申請書類に添付することで加点を受けられます。
この加点は、「本気でIT・デジタル化に取り組む意思がある」と評価され、採択率アップの後押しとなります。
事前準備|GビズIDの取得を忘れずに

IT導入補助金の申請で、IT戦略ナビ with を「加点」として活用する場合にはGビズIDプライムが必要です。
まだ取得していない方は、事前にGビズIDを作成します。
- 申請には数日〜1週間ほどかかる場合がありますので、余裕を持って準備しておくと安心です。
- すでにGビズIDプライムをお持ちの方は、そのまま進めます。
GビズIDの取得方法については以下の記事をご参照ください。

IT戦略ナビ withの使い方
IT戦略ナビ withは、簡単な操作で5~10分ほどあれば診断を完了できます。

トップページの「同業他社比較マップ・IT戦略マップを作成する」から、案内に従って進めます。

画面を進めながら自社情報を入力します。
- 業種
- 所在地
- 従業員数
- 事業所数
- 資本金
- 売上高
- GビズIDプライム

IT導入補助金の加点を受けるには、「IT戦略マップを作成する」を選択します。
自社の経営課題や業務上の問題点を整理し、どのようにITを活用すれば解決できるかを簡単に診断できます。
作成したIT戦略マップは、申請時の加点要件を満たす書類としてそのまま活用できます。

優先的に取り組みたい経営課題を1つ選びます。
「売上拡大」「生産性の向上」「利益率向上」など、自社の状況に合った項目をクリック。
この選択によって、今後の質問内容やIT戦略マップの提案内容が変わります。

具体的な問題点を1つ〜2つ選びます。
ご自身の会社で感じている課題に近いものをチェックして、「次の質問」をクリックします。
※選択肢は、前のステップで選んだ課題によって内容が変わります。

選択した問題点ごとに、「自社で取り組みたいこと」を1つ〜2つ選びます。
会社の状況や課題に合うものを選択したら、「IT戦略マップを見る」をクリックします。
※選択肢は、直前のステップで選んだ内容によって変わります。

IT戦略マップを作成すると、IT導入補助金の申請時に必要な「IT戦略マップ」の加点要件を満たすことができます。
この時点でIT戦略ナビ withの画面からPDFで保存しておきます。

なお、IT導入補助金の加点要件としてはIT戦略マップの作成まででOKですが、画面下部の「導入プランを作成する」をクリックしてさらに詳細な計画を作成することも可能です。
IT戦略ナビ with 利用時のポイント
- IT戦略ナビ with の診断内容はサイト上に保存されません。
PDFを保存し忘れると再度診断が必要になるため、必ずダウンロード(または印刷)を行いましょう。 - IT戦略ナビ Withを使えば加点されますが、必ず採択されるわけではありません。
診断結果は申請の際の加点資料として活用できますが、採択の可否は他の要件も影響します。 - IT戦略ナビは無料で診断できます。
費用は一切かかりませんので、気軽に利用できます。 - 自社の状況が変わったときは何度でも診断をやり直せます。
経営方針や組織変更があった際も、再度診断して最新状況を反映できます。
まとめ
IT戦略ナビ Withを活用することで、IT導入補助金の申請時に加点を受け、採択率アップにつなげることができます
操作もかんたんで、診断結果は今後のIT活用や経営改善にも役立つので、IT戦略マップを作成しておくことをおすすめします。
また、申請時にはGビズIDやセキュリティアクション自己宣言の取得も必要です。
それぞれの取得方法については、下記の記事もあわせてご覧ください。
弊社では、Google Apps Script(GAS)を活用した業務効率化サポートのほか、ITツールの導入支援やIT導入補助金の申請サポートも行っております。
ぜひお気軽にご相談ください。貴方の業務改善を全力でサポートいたします。
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