Googleスプレッドシートで指定のセルへジャンプ!名前ボックスとHYPERLINK関数の活用

「Googleスプレッドシートで特定のセルへすばやく移動したい!」

データが増えてくると、スクロールして目的のセルを探すのが大変になることありませんか?

手動でスクロールせずに、すばやくセルへジャンプする方法 を知っておくと作業効率がアップします!

本記事では、スプレッドシートで簡単にセルへ移動する 「名前ボックス」と「HYPERLINK関数」 の2つの方法をご紹介します。

目次

指定のセルへジャンプ:名前ボックスとHYPERLINK関数の使い分け

名前ボックスを使う方が良い場面
  • すぐに使いたい(特別な設定不要)
  • 毎回異なるセルへ移動する
HYPERLINK関数を使う方が良い場面
  • 毎回同じ固定のセルへ移動する
  • クリックだけで移動したい
  • 別ファイルの指定セルに移動する

名前ボックスを使って指定のセルへジャンプ

スプレッドシートの左上にある 「名前ボックス」 にセル番号を入力すると、そのセルへすぐに移動できます。

STEP
画面左上の「名前ボックス」をクリック
STEP
セル番号を入力

例:「B83」と入力すると、B83セルへジャンプ

  「C50」と入力すると、C50セルへジャンプ

STEP
Enterキーを押すとカーソルが移動

名前ボックスを使った方法は設定が不要でカンタンです。

セル番号を直接入力するため、柔軟に移動できます。

毎回同じセルに移動したい 場合

毎回同じセルに移動するには「名前付き範囲」を設定すると便利です。

名前付き範囲を作成する手順
STEP
移動したいセルを選択
STEP
「データ」メニューから「名前付き範囲」を選択

右クリックメニューからでも選択できます。

STEP
任意の名前を入力

名前を入力後、完了をクリックします。

(例:「重要セル」など)

STEP
名前ボックスで設定した名前を選択
STEP
名前付き範囲で設定したセルに移動

指定のセルに移動します。

HYPERLINK関数を使って指定のセルへジャンプ

HYPERLINK関数を使うと、セルをクリックするだけで特定のセルへジャンプできます。

HYPERLINK関数の基本構文

=HYPERLINK(URL, [リンクラベル])
  • URL: リンク先のURL
    (Googleスプレッドシート内のセルへジャンプする場合は #gid=シートID&range=セル を指定)
  • リンクラベル(省略可): セル内に表示するリンクテキスト
    (省略するとURLがそのまま表示されます)
STEP
動したいシートIDを確認

移動したいセルのあるシートを開きます。

画面上部のアドレスバーにあるURLからシートIDを確認します。

例: https://docs.google.com/spreadsheets/d/xxxxxxxxxx/edit#gid=123456789

gid=123456789この数値がシートID

STEP
任意のセルに数式を入力

任意のセル(例:A1)を選択し、HYPERLINK関数を入力します。

=HYPERLINK("#gid=123456789&range=C50", "C50へジャンプ")

以下の部分を、実際に移動したいセルの内容に変更します。

  • シートID:123456789
  • セル:C50
  • リンクラベル:C50へジャンプ
STEP
リンクをクリックして指定のセルへ移動

リンクをクリックすると指定のセルに移動します。

まとめ

「名前ボックス」を使うと、セル番号を直接入力して移動できます。シート内での移動に便利です。

一方で、「HYPERLINK関数」を使うと、クリックで簡単に移動できるため、毎回同じセルに移動したい場合に便利です。

用途に応じて使い分けることで、スプレッドシートの作業効率を向上できます。

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