年齢計算・和暦⇔西暦の変換をカンタンに!名前付き関数テンプレート【Googleスプレッドシート】

本記事でご紹介するテンプレートは有料です。
Googleスプレッドシートには、年齢計算や和暦・西暦の変換といった日付まわりの関数が標準では用意されていません。これらの処理を行うには、独自に数式を組む必要があります。
以前の記事で、それぞれに対応した数式をご紹介しましたが、関数が長く、毎回コピーして使うには手間がかかります。
そこで今回は、年齢計算や和暦 ⇔ 西暦に変換する数式を「名前付き関数」としてあらかじめ登録したテンプレートをご用意しました。
名前付き関数であれば、=NENNREI_年齢(セル)
のように関数名で簡単に呼び出せるため、数式を組む手間を省けます。
さらに、関数をインポートすれば、テンプレート以外のスプレッドシートでも再利用が可能です。
普段使いのシートに組み込んでおけば、いつでも効率よく年齢計算・日付変換をできるようになります。
すぐにテンプレートを利用される方は、こちらからダウンロード項目へ移動できます。
テンプレートの特徴



- 名前付き関数にしてあるので、関数名でカンタンに呼び出せる
- 他のシートでも関数をインポートして再利用可能
テンプレートに含まれる名前付き関数一覧
今回のテンプレートには、以下の4つの名前付き関数を設定しています。
機能 | 関数名 | 内容 | 元記事リンク |
---|---|---|---|
生年月日 → 年齢 | NENNREI_年齢 | 満年齢を数値で表示。 空欄は空で返す | Googleスプレッドシートで生年月日から年齢を計算 |
生年月日 → 年齢 (〇歳〇ヶ月) | NENNREI_SAI_年齢_〇歳〇ヶ月 | 「〇歳〇ヶ月」の形式で表示。 空欄は空で返す | Googleスプレッドシートで生年月日から年齢を計算 |
和暦 → 西暦 | SEIREKI_西暦 | 元年対応。 令和・平成・昭和・大正に対応 | Googleスプレッドシートで和暦から西暦に変換 |
西暦 → 和暦 | WAREKI_和暦 | 元年表示含む 和暦+月日対応 | Googleスプレッドシートで西暦を和暦に変換 |
テンプレートの使い方
基本的な使い方

上部メニューの「データ」→「名前付き関数」から確認できます。

画面の右側に名前付き関数の一覧が表示されます。
以下の関数を途中まで入力すると、候補として関数が表示されるので選択も簡単です。

関数名:NENNREI_年齢
使い方:生年月日がA3セルに入力してある場合、次のように入力します。
=NENNREI_年齢(A3)

関数名:NENNREI_SAI_年齢_〇歳〇ヶ月
使い方:生年月日がA3セルに入力してある場合、次のように入力します。
=NENNREI_SAI_年齢_〇歳〇ヶ月(A3)

関数名:SEIREKI_西暦
使い方:和暦(令和5年4月1日など)がA3セルに入力してある場合、次のように入力します。
=SEIREKI_西暦(A3)

関数名:WAREKI_和暦
使い方:西暦日付(2023/04/01など)がA3セルに入力してある場合、次のように入力します。
=WAREKI_和暦(A3)
他のスプレッドシートに関数をインポートして利用
関数をインポートすることで、別のスプレッドシートでも名前付き関数をすぐに呼び出して使えるようになります。

テンプレートのスプレッドシートを自分のGoogleドライブに保存しておきます。

コピー先のスプレッドシート上部メニューから「データ」→「名前付き関数」をクリックします。

画面右下に表示される「関数をインポート」ボタンをクリックします。

関数一覧が表示されたら、すべてにチェックを入れるか「すべてインポート」をクリックします。
名前付き関数が一括でコピー先シートに追加されます。

インポートが完了すると、「名前付き関数」の一覧に追加された関数が表示されます。
これで、名前付き関数をコピー先のシートで利用できます。
注意事項
- 対応元号は令和・平成・昭和・大正です。
(明治以前、外国年号などは非対応) - 和暦への変換は「元号+X年X月X日」の形式で出力します。
(例:令和5年1月1日) - 日付フォーマットが正しくない場合はエラーになります。
(「4/30」「令和五年四月一日」など形式が異なる表記)
テンプレートのダウンロードはこちら
以下からテンプレートをコピーしてご利用いただけます。
「年齢・和暦・西暦」の変換を手間なく処理できます。
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