データをバーコード化|Googleスプレッドシートで簡単に生成する方法

「スプレッドシートに入力したデータをバーコード化したい」と考えたことはありませんか?

商品の管理や在庫の把握など、バーコードを活用すれば業務を効率化できます。

本記事では、Googleスプレッドシートと外部サービスを使って、簡単にバーコードを生成する方法をご紹介します。

QRコード生成と同じように数式を入力してバーコードを生成できます。

目次

完成イメージ

A列にデータを入力
B列に数式を入力してバーコードを生成

スプレッドシート上で、入力したデータが自動的にバーコードに変換されます。

バーコードにすることで、商品や在庫の管理が効率的に行えるようになります。

数式内で使用するURL

https://bwipjs-api.metafloor.com/?bcid=code128&text=データ
URLの説明
https://bwipjs-api.metafloor.com
  • APIのエンドポイントを示しています。
  • bwipjs は「Barcode Writer in Pure JavaScript」というバーコード生成ライブラリを元にしたツールで、Metafloorというプラットフォーム上でホスティングされています。
?
  • クエリパラメータの開始を示します。この後に指定する内容がAPIに送られるリクエストの内容となります。
bcid=code128
  • bcidは「バーコードの種類」を指定します。
  • code128というバーコードのフォーマットを指定しています。
  • Code 128は、文字や数字を効率的にエンコードできる高密度バーコード規格です。
&text=データ
  • textはバーコードに埋め込むデータを指定します。
  • データは実際にバーコードにエンコードされる内容です。たとえば、「商品コード001」を指定すると、その内容をエンコードしたバーコードが生成されます。

今回の数式にはImage関数を使用しますが、その中で活用する外部サービスは 「Barcode Writer in Pure JavaScript (BWIP-JS)」 というオープンソースのバーコード生成ツールを提供するAPIです。

URLにデータや設定を含めるだけで、画像形式のバーコードをすぐに生成できます。

無料で利用でき、さまざまなバーコード形式に対応しています。

  • Code 128
  • QRコード
  • EAN-13
  • UPC-A

バーコードを生成する手順

STEP
スプレッドシートにデータを入力

A列にバーコード化するデータを入力します。

(1行目はヘッダー行)

STEP
IMAGE関数を使ってバーコードを生成

B列(例: B2セル)に以下の数式を入力します。

=IMAGE("https://bwipjs-api.metafloor.com/?bcid=code128&text="&A2)

数式を以下のようにすることでバーコードの種類を変更できます。

変更可能なバーコードフォーマットの例:

  • code128 → Code 128
  • qrcode → QRコード
  • ean13 → EAN-13(国際商品番号)
  • upca → UPC-A(北米の商品番号)

必要に応じて、下の行に数式をコピーします。

STEP
バーコードの確認

B列にバーコードが生成されます。

A列のデータを編集するとバーコードも更新されます。

まとめ

Googleスプレッドシートに数式を入力することでコストや手間をかけずにバーコードを生成することが可能です。

日々の業務を効率化する際にご活用ください。

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