印影をデータ化して業務を効率化!Canvaを使った電子印鑑の作成方法

この記事をおすすめの方
  • 紙でのやりとりをなくしたい方

書類のやり取りのたびに、印鑑を押して紙を扱うのに面倒だと思ったことありませんか?

印鑑を押すこと自体も手間がかかりますし、押し間違えたり、朱肉が切れたりしてなおさら時間がかかってしまいます。

そこで、この記事では現在お使いの印鑑の印影を電子化し、効率的に書類の承認を進める方法をご紹介します。

画像編集ソフトCanvaを使えば簡単に印鑑をデータ化でき、業務の効率化やペーパーレス化が期待できます。

紙での作業から解放されると、仕事もスムーズに進められるようになりますよ。

目次

Canvaで電子印鑑を作成する方法

  1. 既存の印鑑を撮影・保存
  2. Canvaにログイン
  3. 新しいデザインを作成
  4. 印鑑の画像をアップロード
  5. 背景を削除
  6. ダウンロード
STEP
既存の印鑑を撮影・保存

まず、白い紙に印鑑を押印し、その印影をスマートフォンやカメラで撮影します。
できるだけ鮮明に撮影すると電子印鑑がきれいに仕上がります。

撮影した画像をPCにデータ保存します。

STEP
Canvaにログイン

次に、Canvaログインします。

Canvaで電子印鑑を作成する際には、有料プランのPro機能の一部を使用します。

  • 背景除去
  • 背景透過

これによって印鑑の背景を透明にし、デジタル書類に直接貼り付けられるようになります。


Pro機能の一時利用は30日間の無料トライアルでできます。

常に無料で電子印鑑を作成したい場合はCanvaではなく、Windowsのペイント3Dなどがあります。(背景除去に手間がかかりますが)

STEP
新しいデザインを作成

Canvaの画面右上にある「デザインを作成」ボタンを押します。


サイズを 500 × 500px として「ロゴ」を選びます。

(好みのサイズにする場合は、カスタムサイズを選択)

STEP
印鑑の画像をアップロード

画面左の「アップロード」を押して、印鑑の画像をCanvaにアップロードします。

(アップロードはファイルをCanva画面内にドラッグ&ドロップでもできます)

STEP
背景を削除

アップロードした画像を選択すると、「画像を編集」ボタンが表示されます。

そのボタンを押し、さらに左側に表示される「背景除去」を押します。

背景除去はAIによって自動で行われますが、除去しきれない、または過剰に除去されることもあります。

その場合は再度「背景除去」を選択すると自分で修正できます。

STEP
印鑑の配置、サイズを調整

印鑑の配置、角度、サイズを調整します。

STEP
ダウンロード

画面右上の「共有」を押し、その後表示される「ダウンロード」を押します。

ファイルの種類は「PNG」形式、「背景透過」にチェックを入れます。

最後にダウンロードを押します。

背景透過のチェックをお忘れなく!

ダウンロードした印鑑はエクセルやスプレッドシートに画像挿入することで使用できます。

無料で作成できる電子印鑑のメリット・デメリット

メリット

手間の削減

実際の印鑑を押すために書類を印刷したり、郵送したりする必要がなくなり、書類作成や承認作業が迅速に行えます。

オンラインでの押印が可能になるため、リモートワーク環境でもスムーズに業務を進められます。

コスト削減

紙や印刷、郵送費用が削減できます。
書類管理にかかる物理的スペースや、保管に伴うコストが減少します。

データ管理が容易

デジタル化された印鑑は、文書と一緒にデータとして管理でき、検索や再利用が容易になります。


デメリット

セキュリティ面の不安

無料で作成する電子印鑑は画像データであるため、複製もカンタンで不正利用や改ざんのリスクがあります。

セキュリティ対策をしっかり行う場合には、改ざん防止機能やタイムスタンプ機能がある有料サービスの電子印鑑の利用が推奨されます。

まとめ

Canvaなどの画像編集ソフトを使えば、簡単に印鑑を電子化でき、業務効率の向上やコスト削減に役立ちます。

また、場所を選ばず押印できるためリモートワークでも便利です。

ただし、無料で作成した電子印鑑は複製が容易なため、セキュリティの観点で不安が残ります。

そのため、セキュリティを重視したい場合は有料サービスを活用し、信頼性を高めることが必要です。

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