Gmail内容抽出テンプレート|スプレッドシート × GAS で自動転記

本記事でご紹介するテンプレートは有料です。

Gmailで届いた通知や情報を、あとでまとめて見やすく管理できたら…と思ったことはありませんか?

以前の記事で、Google Apps Script(GAS)を使ってメール件名・本文などを一括取得し、スプレッドシートに転記する方法をご紹介しました。

ですが、スクリプトの設定やスプレッドシートの項目調整が必要となり、使い始めるのにやや手間がかかります。

そこで今回は、すぐに使える形に整えたGmail内容抽出のテンプレートをご用意しました。

面倒な設定なしで、メール情報の整理・活用がスムーズに行えます。

すぐにテンプレートを使われる方は、こちらからダウンロード項目へ移動できます。

目次

テンプレートの特徴

  • 件名にキーワードが含まれるメールのみを対象として抽出
  • 開始日〜終了日までのメールを一括取得
  • 本文に含まれるキーワードを抽出して一覧に表示可能
  • ボタンのクリックでGAS実行可能
  • 受信日時/差出人/件名/本文/該当キーワードを一覧化

GASスクリプトは以前の記事で公開していますが、テンプレートでは実行ボタンも含め、すぐに使える状態で提供しています。

テンプレートの使い方

STEP
スプレッドシートをコピー

下記のテンプレートリンク先からファイルをコピーします。

STEP
抽出条件の入力

スプレッドシートの「B1~B4セル」に以下の条件を入力します

  • B1:検索したい件名
  • B2:本文に含まれるキーワード(任意)
  • B3:検索の開始日
  • B4:検索の終了日
STEP
「Gmail 取得」ボタンをクリック

Gmail 取得」ボタンをクリックすると、GASが実行されます。

指定したキーワード、期間内のGmailを取得します。

初めてそのスクリプトを実行する場合は権限の確認が必要です。

そのため、『権限を確認』を押します。

許可の詳細手順

「詳細」をクリックします。

無題のプロジェクト(安全ではないページ)に移動」をクリックします。

許可」をクリックします。

STEP
条件に一致するメール内容を一覧表示

条件に一致するメールの内容が、7行目以降に一覧表示されます。

  • A列:受信日時
  • B列:差出人
  • C列:件名
  • D列:本文
  • E列:キーワード(含まれていれば抽出)

注意事項

  • キーワード検索は「完全一致」ではなく「部分一致」で動作します。
  • 本文は getPlainBody() によりプレーンテキスト部分を取得します。
    HTML形式のメールでも通常は取得できます。
    ですが、プレーンテキストが含まれていない場合は空になることがあります。
  • タイムゾーンは日本時間に設定しています。
    必要に応じてGASプロジェクトの設定からご変更ください。
    あわせて、スプレッドシートの日付設定もご確認ください。
スクリプト側のタイムゾーン変更方法

スクリプトのタイムゾーンは日本時間(東京)に設定されています。
ご利用の地域や目的に応じて変更したい場合は、以下の手順で変更できます。

STEP
スプレッドシートを開き、拡張機能Apps Script をクリック
STEP
上部メニューから「ファイル」→「プロジェクトの設定」を選択
STEP
「タイムゾーン」の欄を (GMT+09:00) 日本標準時 からご希望の地域に変更・保存
スプレッドシートのタイムゾーン確認・変更方法

スプレッドシート自体のタイムゾーンも日本時間に設定されています。

ご利用の地域によってズレが生じる場合は、以下の手順でスプレッドシートのタイムゾーンもご確認ください。

STEP
スプレッドシートを開いた状態で、ファイル設定 を選択
STEP
「地域と言語」タブで「タイムゾーン」を確認・変更

GMT+09:00 日本標準時(または希望する地域)を選んで保存します。

※ スプレッドシートのタイムゾーンとGASのタイムゾーンは別設定です。両方合わせておくと安心です。

テンプレートのダウンロードはこちら

以下のリンクから、完成済みのテンプレートをコピーできます。(Googleスプレッドシート)

メールの取得条件を入力したら、ボタンひとつで実行できます。

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